【2025年版】主要5社の自転車保険を徹底比較!おすすめ保険はどれ?

どれを選ぶ?主要5社の自転車保険を徹底比較

こんにちは、最近サイクルセイフティプロジェクトのメンバーに交通ルールや損害賠償に関するご相談を受ける機会が多くなっています。その中でも、特に「自転車保険」の関心が高まっていることを強く感じます。

自転車は身近で便利な移動手段ですが、一歩間違えば重大事故の加害者・被害者になることもあるのが現実です。そうした事態に備えて、近年では全国各地で自転車保険の加入が義務化されつつあります。

今回は、日本国内で利用者の多い主要5社の自転車保険を比較し、どのような方にどの保険が適しているのか、具体的にご紹介します。

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日常の安心は「備え」から始まります

目次

比較対象とした保険

今回比較するのは、以下の5社の保険商品です。

  1. 損保ジャパン「サイクル安心保険」
  2. 楽天損保「サイクルアシスト」
  3. 三井住友海上「ネットde保険@さいくる」
  4. au損保「自転車向け保険 Bycle」
  5. あんしん少額短期保険「ペダルワン」

それぞれの特徴を表でまとめたうえで、ポイントを掘り下げて解説します。

補償内容の比較表(基本プランベース)

保険会社年間保険料(税込)賠償責任補償額死亡・後遺障害入院日額示談交渉特徴・備考
損保ジャパン約1,670円~最大3億円あり70歳以上も加入可
楽天損保3,000円~1億円250万円2,500円あり楽天ポイント対応
三井住友海上3,090円~最大3億円1,000万円6,000円あり家族型プランも充実
au損保3,790円~2億円最大500万円最大8,000円あり自転車搬送サービス付
あんしん少額短期約2,100円~最大1億円あり最小限の補償で割安

各保険の特徴を詳しく解説

1. 損保ジャパン「サイクル安心保険」

大手損保ならではの安定感。保険料が比較的安価で、賠償責任補償も3億円と手厚いのが魅力です。特筆すべきは「70歳以上でも加入可能」という点で、シニア世代の自転車利用者にもおすすめです。

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2. 楽天損保「サイクルアシスト」 

補償の基本をおさえつつ、楽天ユーザーにとってはポイントが使える・貯まるという利便性が強みです。補償額はやや控えめな印象ですが、最低限の備えとしては十分といえます。

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3. 三井住友海上「ネットde保険@さいくる」 

補償内容が非常に充実しており、死亡・後遺障害や入院日額の金額も高め。個人型に加え、家族型にも対応しているため、家庭全体をカバーしたい方に向いています。

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4. au損保「自転車向け保険 Bycle」 

他社にはあまり見られない、搬送サービスや出張修理サービスといった「自転車利用中のトラブル」に強い保険です。事故時のケガへの補償も厚く、特に通勤・通学などで頻繁に自転車を使う方に適しています。

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5. あんしん少額短期保険「ペダルワン」 

保険料を抑えたい方におすすめのシンプルな保険です。賠償責任補償と示談交渉のみに絞った設計なので、「最低限の安心」を得たい人に向いています。

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選び方のポイント

どの保険にも一長一短があり、「これが正解」というものはありません。以下のような観点で選ぶと、ご自身に合った保険が見つけやすくなります。

予算:最低限で構わない方は、賠償責任特化型を選んでも良い。

家族構成:家族全員で補償を受けたいなら「家族型」対応を。

自転車利用頻度:通勤・通学で毎日使う方は、事故・トラブル対応が手厚い保険を。

年齢:高齢者の方は、加入制限のない保険をチェック。

サイクルセイフティプロジェクトからひと言

交通事故が発生した場合、被害者との示談交渉、損害賠償請求、場合によっては訴訟対応といった複雑な問題が生じます。自転車事故であっても、それは例外ではありません。

保険に加入するという行動は、自分を守るだけでなく、「加害者になったときに被害者をしっかり救済できる」という社会的責任を果たすことにもつながります。

まとめ:自転車保険は“他人のため”でもある

自転車保険の加入は、義務化の波を受けて「やらないといけないこと」と捉えられがちですが、本質的には「自分と、周囲の人の安全を守るための行動」です。

どの保険がベストかは人それぞれですが、大切なのは「事故が起きる前に備えておく」こと。

ぜひ一度、ご自身やご家族のライフスタイルに照らして、最適な保険を選んでいただければと思います。

警視庁|自転車保険について

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