子ども用ヘルメットの選び方&おすすめ5選【2025年版】

子供用ヘルメットの選び方&おすすめ5選

毎日の自転車通園やちょっとしたお買い物、週末のサイクリング。お子さんと一緒に自転車に乗る機会って、実は意外と多いですよね。

でも、そのたびにふと思いませんか?
「もし転んだら、大丈夫かな?」
「ヘルメット、ちゃんと守ってくれるのかな?」って。

実は、子どもの自転車事故は「交差点」や「ちょっとした段差」で起きることが多く、しかもその多くが頭部へのダメージに直結します。つまり、**命を守る最後の砦が“ヘルメット”**なんです。

今回は、私たちCycle Safety Projectが2025年の最新版としてお届けする「子ども用ヘルメットの選び方」と「おすすめモデル5選」をご紹介します。

take
take

子供用ヘルメットを選ぶ上で大事なことは?

目次

なぜ子どもにヘルメットが必要なのか?

まず大前提として。
「子どもは大人よりもバランス感覚が未熟で、注意力も分散しやすい」ということ。
そして何より、小さな体は衝撃に弱い。頭を守る力が、大人ほど強くないんです。

警察庁のデータによると、自転車事故で亡くなった子どもの約6割が頭部の致命傷が原因でした。これは衝撃的な数字です。
でも、裏を返せば「ヘルメットをかぶっていれば助かっていたかもしれない命」がそれだけあるということでもあります。


ヘルメットの選び方 〜親として気をつけたい5つのポイント〜

「よし、じゃあ買おう!」と思っても、ヘルメットって意外と種類が多くて迷いますよね。
ここでは、私自身も子育て中の目線で「ここだけは見ておきたい!」というポイントを5つご紹介します。

① SGマークなどの安全認証があるかどうか

これは最優先です。
**SGマーク(製品安全協会)、CEマーク(欧州)、CPSC(アメリカ)**など、公的な安全認証のあるものを選びましょう。万一の事故時にちゃんと頭を守ってくれるかどうかの「信頼の証」です。

② サイズ調整がしやすいかどうか

子どもの頭ってすぐ大きくなりますよね。調整ダイヤル付きや内部パッドで細かくサイズ調整できるものが理想です。ブカブカだと意味がないし、キツすぎてもかぶらなくなります。

③ 通気性・軽さ

特に夏場は熱中症のリスクもあるため、通気孔がしっかりあって、軽量なモデルが◎。本人が「かぶりたくない」と言い出す前に、快適なものを選びましょう。

④ デザイン(子どもが気に入るか)

親が良いと思っても、子どもが「かぶりたくない」と言ったら意味がない!
大好きなキャラクター、カラフルなデザインなど、子ども自身がワクワクするようなデザインを一緒に選ぶのがコツです。

⑤ 洗える・取り外せるパッド付き

汗や汚れはつきもの。内側のパッドが取り外して洗えるものなら、いつでも清潔に保てますよ。

Cycle Safety Projectおすすめ!子ども用ヘルメット5選【2025年版】

では、実際に私たちが自信を持っておすすめする子ども用ヘルメットをご紹介します。すべて安全基準クリア済み&日本国内で購入可能なモデルを厳選しました。

OGK KABUTO「PAL」

OGKKABUTO PAL

対象年齢:幼児〜小学校低学年向け

特徴:軽量、SGマーク取得、豊富なカラバリ

ポイント:日本の有名ヘルメットメーカーによる製品で、頭部をしっかり包む形状が安心。かわいらしいデザインで子どもウケも◎

公式サイトhttps://child.ogkkabuto.co.jp/products/pal-soft-shell-helmet/

OGK KABUTO「PINE(パイン)」

OGKKABUTO PINE

対象年齢:5〜10歳程度(小学生向け)

特徴:SGマーク取得、軽量&通気性◎、おしゃれなデザイン

ポイント
 PALの兄貴分的な存在。少し大人びたデザインで、小学生の「ダサいからかぶりたくない」問題を解決してくれるモデルです。ネイビーやカーキなど落ち着いたカラーも揃っていて、親としても嬉しいポイント。

公式サイトhttps://child.ogkkabuto.co.jp/products/pine-soft-shell-helmet/

GIRO「Scamp MIPS」

GIRO Scamp MIPS

対象年齢:2歳〜5歳程度

特徴:アメリカのCPSC規格+MIPS搭載

ポイント:脳への回転衝撃を軽減するMIPS(多方向衝撃保護システム)搭載。小さいけど本格派。安全意識の高いご家庭に。

公式サイトhttps://www.cog.inc/giro/archives/8510

Bern「Nino 2.0」

Berrn Nino 2.0

対象年齢:5歳〜小学校高学年

特徴:アクションスポーツ系で人気、通気性抜群

ポイント:スケートボードなどの使用もOKな多用途ヘルメット。シンプルながらオシャレで、親子で揃える人も多いモデルです。

公式サイトhttps://bernjapan.com/view/item/000000000062?category_page_id=kidshelmets

ブリヂストン「コロン」

ブリヂストン コロン

対象年齢:幼児向け

特徴:SGマーク取得、日本人の頭に合いやすい形状

ポイント:自転車メーカーが作ったヘルメット。キッズバイクとの相性もよく、「ついでに買いやすい」価格帯も魅力。

公式サイトhttps://www.bscycle.co.jp/products/option/helmet/CHCH4652/index.html

まとめ|「かぶらせる」じゃなく「かぶりたくなる」ヘルメット選びを

いかがでしたか?
子どもにとって、自転車は自由で楽しい乗り物。だからこそ、その「楽しさ」が一瞬で事故に変わらないように、私たち大人が安全の土台を整えてあげることが大切だと思うんです。

Cycle Safety Projectでは、ただ「かぶらせましょう」と言うだけでなく、**「かぶりたくなるヘルメット選び」**を提案していきたいと考えています。

この記事が、あなたとあなたのお子さんにとって、安心で楽しい自転車ライフの一助になれば嬉しいです。