湖のほとりで新しい自転車に触れ、そのまま湖畔の道へ気持ちを向けられる。そんな秋の入口に似合うイベントが、長野県・下諏訪町で予定されています。BESV JAPANは2026年8月18日、9月13日(日)に赤砂崎公園で開催される「諏訪湖サイクリングフェスタ2026」への出展を発表しました。試乗会の情報をきっかけに、諏訪湖を一周する「スワイチ」の魅力と安全面を整理します。
諏訪湖サイクリングフェスタ2026とは
「諏訪湖サイクリングフェスタ2026」は、2026年9月13日(日)10時から16時まで、長野県諏訪郡下諏訪町の赤砂崎公園で開催予定のサイクルイベントです。BESV JAPANの出展案内では、入場料は無料、会場は赤砂崎公園の防災ヘリポート広場と案内されています。一方、イベント詳細を掲載するサイクリストマツザワの案内では、赤砂崎公園の多目的広場(緑の輪)と表記されています。現地での受付場所や試乗導線は、直前の公式案内で確認してから向かうのが確実です。
サイクリストマツザワの6月14日付案内では、同イベントは「今年で3回目」の複数メーカーによる合同試乗会・展示会と紹介されています。さらに8月15日、18日、20日の更新では、DE ROSA、RITEWAY、Burley、SLED、birdy、Tyrell、AVEDIO、corratec、ANCHOR、BESVなど、試乗予定車の情報が段階的に発表されています。メーカーや車種、実際のカラーは変更される場合があるため、気になるモデルがある人は当日まで最新情報を追いかけたいところです。
BESV・Votani・SMALOの試乗が入口になる
BESV JAPANの発表によると、同社ブースではBESV、Votani、SMALOの計7モデルを試乗予定です。スポーツ寄りのBESV JGR1.1やJG1、街乗りや輪行・収納を意識しやすいPSA2、PSF2、SMALO PX2 SE、Votani Q3、Votani F3が挙げられています。発表上は、それぞれに適応身長の目安も示されており、普段は自分に合うe-Bikeを比べる機会が少ない人にとって、乗車姿勢や取り回しを確認しやすい場になりそうです。
ただし、試乗はカタログの数字だけでは分からない感覚を試す場であって、その場で性能を断定するものではありません。アシストの出方、ハンドル幅、サドル高、ブレーキの効き方、停車時の足つき、車体を押したときの重さなど、短い時間でも確認できる点はあります。気に入った場合でも、購入前には保証、整備を受けられる店舗、バッテリーの扱い、駐輪・保管場所、最新価格を改めて確認した方が安心です。
当サイトでも、電動アシスト車を選ぶ前の確認点として甲府の水素自転車の事例を紹介した記事や、地域を走る楽しさを扱った大和川サイクルライン開通の記事を掲載してきました。新しい乗り物に触れるときほど、「楽しそう」と「自分の使い方に合うか」を分けて考えると、後悔の少ない選び方につながります。
会場のそばには約16kmの諏訪湖サイクリングロード
このイベントを読み物として面白くしているのは、試乗車だけではありません。会場となる赤砂崎公園は諏訪湖に面した公園で、下諏訪町の公式ページでは、湖水と信州の山並みを望む景観が保全された場所として紹介されています。JR中央本線の下諏訪駅から徒歩約20分という案内もあり、公共交通で訪れる計画も立てやすい立地です。
諏訪市の公式ページによると、諏訪湖サイクリングロードは2024年4月1日に全線開通し、諏訪湖周約16kmを長野県、岡谷市、下諏訪町、諏訪市がそれぞれ整備しています。基本コンセプトには、多様な目的に身近な交通手段として自転車を安全で快適に利用できるまちづくりが掲げられています。BESVの出展案内でも、湖を1周する「スワイチ」は高低差が少なく、自転車と歩行者等の通行空間が整備された走りやすいコースとして紹介されています。
イベントに行くなら、会場で車種を眺めるだけでなく、湖畔の風景、休憩できる場所、歩行者との距離感、湖を一周する時間の見積もりにも目を向けたいところです。サイクリングイベントと地域散策を組み合わせる楽しさは、北近江サイクリングスタンプラリーの記事でも触れた通り、走る目的地があることで一日のリズムが作りやすくなる点にあります。
試乗前に見ておきたい安全面
試乗イベントでは、まず会場の受付方法、走行エリア、ヘルメットの要否、身長条件、年齢条件、同意事項を現地案内で確認しましょう。今回の発表では試乗予定モデルや開催概要は示されていますが、個別の受付条件は変更・追加される可能性があります。普段乗っている自転車と違う車種に乗るときは、最初の数メートルをゆっくり走り、ブレーキ、変速、アシストの出方を体に慣らすことが大切です。
諏訪湖サイクリングロードを走る場合も、湖畔の道はサイクリストだけの空間ではありません。歩く人、ランニングする人、家族連れ、観光客が同じ場所を使います。見通しのよい場所でも速度を上げすぎず、追い越しは余裕を持って、交差点や公園出入口では一時停止に近い意識で周囲を見たいところです。前後ライトや反射材は、昼間のイベントでも帰りが遅くなる可能性を考えると持っておく価値があります。
また、湖畔は風の影響を受けやすい日があります。試乗中にふらつきやすいと感じたら無理をせず、スタッフの案内に従って早めに戻る判断も安全の一部です。自分の自転車でスワイチに出る場合は、タイヤ空気圧、ブレーキ、チェーン、携帯工具、補給、雨具を出発前に確認しておきましょう。
楽しみ方は「全部乗る」より「比べたい点を決める」
複数メーカーの試乗会は、つい多くの車種に乗りたくなります。ただ、短い時間で違いを感じるには、比べたい点を先に決めておく方が実りがあります。たとえば「坂道より街中で扱いやすいか」「小柄な家族でも足つきが良いか」「通勤で駐輪しやすそうか」「湖畔のゆったりした走行に合いそうか」といった生活場面をひとつ持っておくと、試乗後の印象が整理しやすくなります。
会場で気になった車種があれば、当日に決め切ろうとせず、後日販売店でサイズ、納期、整備体制を確認する流れでも十分です。特にe-Bikeは、バッテリーの保管、充電環境、重さ、消耗品、盗難対策まで含めて暮らしに入ってきます。イベントは、自分に合う自転車生活の輪郭をつかむ場所と考えると、気軽に楽しめます。
まとめ:湖畔の一日が、自転車選びを少し身近にする
諏訪湖サイクリングフェスタ2026は、2026年9月13日に赤砂崎公園で予定されている、複数メーカー合同の試乗会・展示会です。BESV JAPANの8月18日発表では、BESV、Votani、SMALOの7モデルが試乗予定として紹介され、サイクリストマツザワの更新では他メーカーの試乗車情報も順次公開されています。
会場の近くには、約16kmで湖を一周できる諏訪湖サイクリングロードがあります。イベントで新しい自転車に触れ、湖畔の道や地域の風景に目を向ける一日は、秋のサイクリング計画を考えるよい入口になりそうです。出かける前には、開催場所、受付条件、試乗車、天候、ヘルメットやライトなどの装備を公式情報で確認し、無理のないペースで楽しみましょう。
FAQ
諏訪湖サイクリングフェスタ2026はいつ開催予定ですか?
2026年8月29日時点の公式・主催側案内では、2026年9月13日(日)10時から16時まで開催予定です。荒天時や会場条件の変更があり得るため、直前に公式情報を確認してください。
入場料はかかりますか?
BESV JAPANの出展案内では、入場無料とされています。試乗の受付条件や必要な持ち物は、当日案内またはイベント側の最新情報を確認してください。
諏訪湖は一周できますか?
諏訪市の公式ページでは、諏訪湖サイクリングロードは2024年4月1日に全線開通し、諏訪湖周約16kmを走れると案内されています。歩行者なども利用するため、速度を抑えて譲り合いながら走りましょう。

