駅を出たら、地図の目的地をひとつ選び、川沿いの道や里山の風景へ向かう。信越自然郷アクティビティセンターは、飯山線沿線を自転車でめぐるロゲイニングキャンペーン「飯山線サイクルクエスト」を2026年11月24日(火)まで開催しています。無料アプリとサイクルトレインを組み合わせ、地域を少しずつ探検するように走れるのが面白いニュースです。
飯山線サイクルクエストとは
飯山線サイクルクエストは、長野県飯山市の飯山駅1階にある信越自然郷アクティビティセンターをスタート・ゴールに、飯山線沿線のチェックポイントを自転車でめぐる体験型キャンペーンです。公式ページでは、開催期間を2026年8月8日(土)から11月24日(火)まで、参加費を無料と案内しています。レンタサイクルを使う場合や飯山線に乗る場合は、それぞれ利用料や運賃が別途必要です。
使うのは、サイクルツーリズムアプリ「SEEKCROW(シークロウ)」です。参加者はアプリをダウンロードしてアカウント登録を行い、飯山駅周辺でゲームを開始します。地図上の未開放チェックポイントへ向かい、チェックインやクイズ、ミッションをクリアしてポイントを集める流れです。ゴールも飯山駅周辺で行う必要があるため、帰りの時間まで含めてルートを考えるのが大切です。
アプリのゲーム性が、寄り道の理由になる
この企画の魅力は、ただ距離を走るのではなく、寄り道そのものが目的になるところです。公式案内では、ミッションを達成するとさらにポイントを獲得でき、ゴール時に確定したポイントに応じて賞品抽選へ応募できるとされています。250ポイント以上、180ポイント以上、100ポイント以上といったランク別の賞品枠も用意されており、信越自然郷の特産品などが案内されています。
先着100名には、オリジナルのサイクルトレイン手ぬぐいなどの参加賞も用意されています。配布状況は変わる可能性があるため、これを目的にする場合は当日の公式案内やアクティビティセンターで確認したいところです。キャンペーン自体は予約不要で無料ですが、スマートフォンアプリを使う企画なので、電池残量、通信状況、雨天時のスマートフォン保護も小さな準備になります。
スタンプやミッションをきっかけに地域をめぐる楽しさは、以前紹介した北近江サイクリングスタンプラリーの記事にも通じます。目的地が点在していると、長い距離を一気に走るだけでなく、短い区間をつないで「今日はここまで」と決めやすくなります。
サイクルトレインを使うなら予約条件を確認
飯山線サイクルクエストでは、飯山線サイクルトレインを利用することで達成できるミッションも設定されています。PR TIMESに掲載された信州いいやま観光局の発表では、2026年7月1日から9月30日までの期間限定で、飯山線サイクルトレインが豊野駅まで延伸しており、長野市方面からのアクセスがしやすくなっていると説明されています。
ただし、サイクルトレインは「思い立ったらそのまま乗れる」ものではありません。公式ページは、利用する場合にJRE MALLチケット「JR東日本 長野事業本部」店サイトで対象列車を選んで事前予約するよう案内しています。JRE MALLチケットの飯山線サイクルトレイン2026年ページでは、予約可能期間が2026年3月16日10時から11月24日23時59分まで、料金は0円と表示されていますが、乗車には別途乗車券が必要です。
自転車を列車にそのまま載せられるサービスは、旅の自由度を上げてくれます。一方で、駅や列車は自転車利用者だけの空間ではありません。JR和歌山線のサイクルトレインプラスを紹介した記事でも触れたように、乗車できる列車、乗降駅、固定方法、混雑時の扱いはサービスごとに違います。今回も、最新のJRE MALLチケット案内を確認してから計画しましょう。
走る前に見ておきたい安全面
JRE MALLチケットの案内では、混雑時には専用の袋に自転車を収納して利用する場合があること、自転車の転倒防止のためのバンドやゴムひもなどを持参し、手すり等に固定することが推奨されています。サイクルトレインを使う日は、ライトや鍵だけでなく、車内で自転車を安定させる用品も準備品に入れておくと安心です。
ロゲイニングは、チェックポイントへ向かう楽しさがあるぶん、スマートフォン画面に意識が向きやすくなります。走行中に画面を操作せず、確認は安全に停車できる場所で行いましょう。飯山駅でスタート・ゴールする必要があるため、最後に戻る時間を逆算し、夕方以降になる可能性がある日は前後ライトと反射材も忘れないようにします。
飯山線沿線は、川、田園、集落、坂道が組み合わさる地域です。観光で訪れる人は、距離だけでなく標高差、天候、補給場所、トイレ、列車の時刻も見ておきたいところです。大和川サイクルライン開通の記事で扱ったように、走りやすいルートでも歩行者や地域の生活道路と重なる場面があります。スピードを競う企画ではないので、周囲を見ながら余裕を持って楽しみましょう。
レンタサイクル派も、自分の自転車派も楽しめる
公式案内では、飯山線サイクルクエストはレンタサイクルだけでなく、自分の自転車でも参加可能です。レンタサイクルを利用する場合は台数に限りがあり、原則として事前予約が案内されています。在庫があれば当日貸し出しも可能とされていますが、遠方から向かうなら事前に問い合わせておく方が現地で慌てずに済みます。
自分の自転車で行く場合は、輪行やサイクルトレインの組み合わせ方を先に決めておきましょう。飯山駅でゲームを開始し、同じく飯山駅でゴールする流れなので、列車で遠くまで移動する場合でも、最後に戻る余力を残す計画が向いています。長いコースを一度で回り切るより、気になるエリアを決めて小さく走る方が、地域の店や景色にも目が向きやすくなります。
まとめ:飯山線沿線を、目的地の連なりとして走る
飯山線サイクルクエストは、2026年11月24日まで開催される、アプリ連動型の自転車ロゲイニングキャンペーンです。飯山駅を起点に、チェックポイントやミッションをめぐりながらポイントを集める仕組みで、飯山線サイクルトレインを使った広域の移動も楽しみ方のひとつになっています。
一方で、サイクルトレイン利用には事前予約が必要で、列車内での自転車固定、混雑時の収納、別途乗車券などの確認も欠かせません。出かける前には、公式ページ、JRE MALLチケット、レンタサイクルの在庫、天候と列車時刻を確認し、無理のない範囲で信越自然郷の寄り道を楽しみましょう。
FAQ
飯山線サイクルクエストはいつまで開催されていますか?
公式ページでは、開催期間は2026年8月8日(土)から11月24日(火)までと案内されています。賞品応募の締切は2026年11月30日23時59分までとされていますが、最新情報は出発前に確認してください。
参加には予約が必要ですか?
ロゲイニングへの参加自体は予約不要と案内されています。ただし、レンタサイクルは台数に限りがあり、飯山線サイクルトレインを使う場合はJRE MALLチケットで対象列車の事前予約が必要です。
自分の自転車でも参加できますか?
はい。公式ページでは、レンタサイクルだけでなく自分の自転車でも参加できるとされています。サイクルトレインを使う場合は、持ち込み条件や固定用品、混雑時の取り扱いを事前に確認しましょう。
参考資料
- 信越自然郷アクティビティセンター「自転車で地域をめぐるロゲイニングキャンペーン『飯山線サイクルクエスト』開催」
- 一般社団法人信州いいやま観光局「自転車で地域をめぐるロゲイニングキャンペーン『飯山線サイクルクエスト』開催中」
- JRE MALLチケット「飯山線サイクルトレイン 2026年」
情報確認日:2026年8月30日

